雑に読む 第11歌「冥府行」
雑に読む『オデュッセイア』
前回のあらすじ
キルケのもとで一年過ごしてしまったオデュッセウス一同。彼女の言うことには「もうひとつ冥界に旅しなきゃならない」。嘆く部下たちとともに船出するのであった。
ユリシーズに第六挿話 ハデスがあるcFQ2f7LRuLYP.icon
出発
キルケが順風を送ってくれる
日が沈んだ
オケアノス河の涯につく
闇が広がって恐い
ペリメデスとエウリュロコスが獣を捕らえたので、キルケの提案の通りに亡者の供養に使った
羊を捧げるとどす黒い血が流れ、亡者がたくさん出てきた!!cFQ2f7LRuLYP.icon
若妻、若者、老人、乙女、戦場に倒れた人など盛りだくさん
ペルセポネイアに祈る
最初に遭遇したのは部下エルペノルの亡霊
キルケの屋敷で屋根から落ちて死んじゃった人(雑に読んだので前回書いてなかった)
アイアイエの島に戻ったときに供養してくれとのこと
次は母アンティクレイアの亡霊
河のそばで母を思い出すというのは第一挿話 テレマコスでもちょっとあったcFQ2f7LRuLYP.icon
出征した際には存命だったのでオデュッセウス涙を流す
テバイの人テイレシアス現る。オデュッセウスの許しを得て血を啜ると予言を始める
帰国は苦難の旅になる、ポセイドンがキレてるから
帰国の目はある。トリキナエの島に行ったときに牛と羊に絶対に手を出しちゃいけない
出したら船も部下も失われる
ここネタバレ?cFQ2f7LRuLYP.icon
屋敷に帰っても災厄に襲われる
求婚者の話が出てますね…cFQ2f7LRuLYP.icon
雑に読む 第01歌「神々の会議。女神アテネ、テレマコスを激励する」
雑に読む 第02歌「イタケ人の集会、テレマコスの旅立ち」
不逞の輩を討ち取った後も旅を続けなければならない
「肩に「殻竿」をかけている」という男が出てくるまで
そのときポセイドンに盛大な生贄を捧げよ
母親が自分を見てくれないことも聞くオデュッセウス
血に近づくことを許さなかったらみんな引き下がってしまうとのこと
テイレシアス去る
母アンティクレイア、血を飲んでおろおろと泣く
母「お前まだイタケに帰ってなかったのかい」
オデュッセウス「テイレイアスの予言を聞くために来なくちゃいけませんでした。母上はどうして亡くなったのか、父上や倅は、妻はどうなってますか」
全員無事
母をこの腕に抱きたいと三度試みるがふわりと抜けてしまう、悲しい
血の周りに更に人(女性)が集まる
順々に飲ませる
高貴な生まれのテュロ
アソポスの娘アンティオペ
アンピトリュオンの妻アルクメネ
ヘラクレスの母!
ヘラクレスの妻のメガレ(メガラ)
オイディポデス(オイディプス)の母、美貌のエビカステ
絶世の美女クロリス
テュンダレオスの后レデ(レダ)
アロエウスの妻イピミデイア
パイドレ(パイドラ)、プロクリス、アリアドネ、マイラ、クリュメネ、エリピュレ
美女特集?cFQ2f7LRuLYP.icon
『神曲』を読む・地獄篇・第五曲と同じで有名人ラッシュって感じ
……というところで一旦夜になったので、オデュッセウスの話が一旦終わる
雑に読む 第08歌「オデュッセウスとパイエケス人との交歓」からこのかた語りっぱなしだったのだ
アルキノオス王が協力を約束する
それはそれとしてイリオス攻めの友人の話も聞きたいと所望
再開
ペルセポネイアの館にアガメムノンが出てきた
アイギストスに殺された時の話をする
アガメムノン「妻にうっかり気を許してはならないぞ」
アキレウス、パトロクレス、アンティロコス、アイアス登場
アキレウスが話す
死者は現世の様子のことはもうわからなくなっちゃうらしい、倅の行く先を知りたがっているcFQ2f7LRuLYP.icon
ネオプトレモス、木馬の際も全く恐れることがなかったという
アキレウスうれしい
アイアスはちょっと離れている
亡くなったアキレウスの武具をめぐる諍いでオデュッセウスとは微妙な仲
申し訳無さがオデュッセウスにある
オデュッセウスの方から話しかけるけど来なかった
他色々
ミノスが死者にさばきを下すのを見た
『神曲』を読む・地獄篇・第五曲とリンクしてきたぞcFQ2f7LRuLYP.icon
オリオン
ティテュオス
タンタロス
シシュポス
シーシュポスの岩
ヘラクレスの幻影
黄金の帯はメチャメチャ恐い細工が施されている
オデュッセウスに話しかける
ヘラクレス「気の毒な人だ。俺も生きてた時似たような目になってた」
ヘラクレスも帰る
冥王の館でまだ誰か来るかもと思って待ってたら亡者の群が集まってきたのでめっちゃ恐くなり、船に戻ってオケアノスを下ったのであった(おしまい)
つづく→雑に読む 第12歌「セイレンの誘惑。スキュレとカリュブディス、陽の神の牛」